About us
微工研について
微生物工学研究室は80年以上の歴史を持つ伝統ある研究室です。代々の教員は一貫して、細菌(バクテリア)や酵母、糸状菌、担子菌(キノコ)に関する基礎・応用研究を行ってきました。現在の研究テーマは、環境より分離したバクテリアの嫌気呼吸様式の解明、発酵食品や蒸留酒醪(もろみ)中の微生物菌相解析、重金属汚染土壌のバイオレメディエーション、次世代有機農業のゲームチェンジャーとなり得る新規土壌消毒法の開発など、多岐に渡ります。
Message
ご挨拶
みなさん、こんにちは。微生物工学研究室の天知です。
私は学生時代、乳酸菌のエネルギー代謝に関する研究を通じて微生物の生き様や自然の摂理に触れ、深く魅了されました。千葉大学に来てからは、環境中から新規微生物を分離し、その基礎・応用研究を行ってきました。微生物工学研究室では特に、生育に酸素を必要としない(酸素があると生育しない)嫌気性微生物の研究を得意としています。嫌気性微生物の生き様は、酸素がないと生きていけない私たちとは大きく異なりますが、地球上で起こる多くの重要なプロセスに彼らは必須の役割を演じています。また私たちは、嫌気性微生物の特徴を生かした多くの応用研究も行っています。発酵食品やお酒の醸造など、私たちの身近においても嫌気性微生物が大いに活躍しています。ぜひ微生物工学研究室で”魅惑の嫌気ワールド”に触れていってください。
Access
アクセス
〒271-8510 千葉県松戸市松戸648 千葉大学松戸キャンパスB棟 214, 215, 230, 231, 232
卒業・修了後の進路